筆者の紹介:南野 風
風立ちぬ〜。今は秋♪ 今年もやってきました。いつのまにか来て、いつのまにか去っていく秋が。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・。あなたの秋は何でしょうか?
カレンダーの上では、連休がすごくたくさんありそうに見えますが、 小生の使っているカレンダーにはなぜか連休がありません!(何でだろう・・・。)
そんなわけで、今年も「仕事の秋」になりそうな気が・・・。(あ゛〜っ)
・・・少しはダイエット効果があるといいのですが。

朝夕の風が肌寒く感じられる今日この頃、 夏の猛暑がむしろ懐かしく感じられるくらい今年は秋の訪れが早く感じられるようです。
日中の日差しに、まだ少し夏の名残が感じられる9月の半ば、いろいろな話題で注目されている 「つくばエキスプレス」(TX)と「秋葉原」界隈の取材に行ってみることにしました。

「つくばエキスプレス」は、 今夏8月24日に開業したばかりの首都圏新都市鉄道による秋葉原−つくば間58kmを結ぶ通勤幹線です。

開業初日には、夕刊各紙のトップで報じられ一般客のみならず多くの鉄道ファンが殺到し、 ホームへの入場規制が行われるなど大混雑しました。開業後1週間での乗客数は105万人と出足は上場で、 マスコミ各社の報道も概ね公表のようでした。

つくばエキスプレス

計画段階からの話題性や秋葉原駅周辺の開発に伴って、 新時代への期待を担う新しい鉄道路線として大きな注目を集めていたのは周知の通りです。

開業に先立ち、18日には試乗会が行われ皇太子殿下も秋葉原−北千住間を往復されたとか・・・。

映画やTVドラマ(この前とうとう最終回を迎えてしまいましたが)がヒットした 「電車男」の舞台としてさらに知名度が高まった「秋葉原」・・・。 話題性の多さから、今日本で一番トレンドなスポットかも知れません。

今回は、その「つくばエキスプレス」に乗り、 また、変わり行く「秋葉原」をレポートすべく休日返上で取材に出かけました。

◆目次◆
1、進化する街、「秋葉原」。今秋の話題のスポット!
2、「つくばエキスプレス」(TX)に乗ってみました!
3、秋葉原の新名所、「ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba」!

1、進化する街、「秋葉原」。今秋の話題のスポット!

「つくばエキスプレス」の開通に加え、「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」の新規オープンと 新生「秋葉原」は、今や六本木ヒルズをしのぐ人気スポットとして注目を集めています。
(しかも絶妙のタイミングで「電車男」がヒットしたのも必然だったのかな・・・。)

来年3月には、秋葉原をIT産業の拠点として新たな情報発信を行う「秋葉原クロスフィールド」が開館する予定で、 現在急ピッチで工事が進められています。
(「秋葉原クロスフィールド」は、 秋葉原ダイビルと秋葉原UDXの2棟のビルで構成され、企業や大学などが入居する予定です。 すでにダイビルはオープンし、来年3月にUDXが完成予定となっています。)

秋葉原駅北口の再開発エリアは、 かつての青果市場跡で昔のアキバを知っている人には「あれれ?」と 一瞬ここが秋葉原かわからなくなってしまうほどの変貌を遂げています。

映画やTVドラマで
「電車男」の舞台となった
秋葉原駅界隈。

総武線ガード下は、今でも昔ながらの懐かしの店も多く、 おもちゃやグッズなどを扱っている店も結構残っていたりして、 ある意味ほっとするような空間であったりします。
(一杯のコーヒーを飲みながら寛げる憩いのスペースもここにあります。)

PCや周辺機器を中心としたエリアは、いつ訪れても安定した集客力があり、 人通りが絶えることがありません。こうした流れが定着すれば飲食店も自ずと増えてきます。

その昔、うまい店は本当に知る人ぞ知るというわけで、 常連客が中心だったりすることも珍しくなかったのですが、 今は情報網の発達でそういった隠し事?もできなくなってきましたね─。
だから、当時の学生は行き付けの店というのを持っており、 どこそこに行くなら○○に・・・というのがパターン化していた気もします。

「秋葉原」に限らず、今は、新しい店がどんどんオープンし、 新しい味、新しい顧客の開拓とスタイルそのものが変わってきているように思います。 ですから、「お、新しい店じゃん。ちょっと入ってみない?」という気軽に利用できる飲食店がいいんですよね。

2、「つくばエキスプレス」(TX)に乗ってみました!

「つくばエキスプレス」が、8月24日に新しく開業しました。冒頭にも書いたように、 今は大変なにぎわいで、休日は観光客であふれています。
(一説によれば、平日の昼間はガラガラで経営を不安視する声もあるようですが・・・。)

秋葉原(東京都千代田区)と茨城県のつくば間の20駅58.3kmを、最速45分で結びます。 初乗り料金は、160円、秋葉原−つくば間で1,150円は良心的な設定では・・・と思います。

会社の正式名は首都圏新都市鉄道株式会社ですが、「つくばエクスプレス」のネームが前面に押し出され、 一般的にはほとんど知られていないような印象があります。

駅構内のスナップを撮影、さっそく乗ってみることにしました。
シルバーメタリックの車体に赤いラインが1本、デザインも近代的でいかにもスピードを感じさせるイメージがあります。

最高速度は時速130km前後、実際に乗ってみると横揺れがほとんどなく、高速での安定走行に優れているのがわかります。
(乗り心地はいたって快適といっていい。)
でも、沿線の駅周辺は更地を工事している箇所も多く、車窓風景はいたって単調な光景ばかりです・・・。 沿線開発は、まだまだこれからなので今後に期待しましょう。

駅名なども工夫され印象に残るネーミングが多いのですが、 周辺の環境からか休日には乗降客がほとんどいないような駅もありましたよ─。
たとえば「柏の葉キャンパス駅」は、近くには東大柏キャンパスがあり、 駅名としてはとてもユニークで個性的だと思いますが、乗客の乗り降りがほとんどなく?という感じがしました。

万博記念公園駅も駅周辺は、正直原っぱに近いような印象で、何と同公園までは徒歩で20分!(おいおい・・・。)
TXとは裏腹に、周辺の開発がほとんど追いついていないのは仕方のないところかも知れません。
沿線それぞれが、新しいスポットを整備・開拓し、人の流れを誘致できれば、 この路線は飛躍的な可能性を秘めていると思います。
(ただ、相当な時間とエネルギーが必要でしょうね。)

未確認情報ですが、この「つくばエクスプレス」、将来的には、秋葉原―東京駅間の約2kmを延伸するそうです。
関係者によれば延伸の時期は未定ですが、東京駅では、丸の内ビルディング(丸ビル)の地下部分と接続するとのことで、 新幹線をはじめ主要路線などへの乗り換え時間が短くなり、より利便性の向上を図るようにしていくとのことです。

沿線情報やトピックスなどの情報をタイムリーに発信、「つくばエキスプレス」のHPは、
http://www.mir.co.jp/
運行情報や各駅の詳細も掲載されているので、ご利用の際はぜひ訪れてみて下さい。

■独り言・・・。
地下33mにあるホームには、エスカレーターを5つも乗り継がないとたどり着きません。
ホームまでやや遠すぎるのが難点でしょうか。

3、秋葉原の新名所、「ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba」!

テレビCMでおなじみの「Yodobashi‐Akiba」。もう行きましたか?

巷間の人気、話題性は文句なしにトップと言ってもいいでしょう。 9月16日(金)にオープン以来、連日たくさんの人手でにぎわっています。
「行ってきましたよ〜ん。」

もともとヨドバシの秋葉原進出は、かなり早い段階から噂になっていました。
ビルを建設中の最中にも、いろいろな風聞が聞こえてきましたが、 ヨドバシ自体は自社のホームページでもそのことを掲載せず、巷でどんどん盛り上がっている感がありました。

何がすごいって、とにかくいろいろな面ですごいですぞ。
地階を含む10階建てのビルの外観も存在感があって威風堂々としていましたが、何よりも品揃えが圧倒的にすごいのです。

売り場面積23000m2は、家電量販店としては日本最大の規模なのだそうです!
扱っている商品数60万アイテム!
どんなもんだい! とばかりに取り揃えられた店内は、 これほどたくさんの人手にもかかわらずゆったりとしたスペースで商品選びが可能なのもうれしい。が、しかし・・・
それもつかのま、昼頃になるとまったく余裕がないくらい混雑してきましたがな・・・。
出入口は人であふれ、店内に一苦労といった様子・・・。

ゆっくりしていたら、時間がいくらあっても足りないし、かと言ってせっかく来たのだから一通り見て回りたいしぃ・・・。
(困ったな・・・。)

それでも足早に各フロアの様子を見てみることにしました。 それぞれのフロアでの滞在時間は5〜10分としても1〜2時間、PCや携帯エリアを中心に興味のあるところを重点的に攻めてみましたが、 ここは購入目的を意図せずに。長時間滞在するのは、目の毒であることがよ〜くわかりました。

確かに見ているだけでも楽しいのですが、「いいな〜。」「ほしいな〜。」がずっとつきまとう・・・。
お金がないと、ちと淋しいマルチメディアAkibaでした。

【「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」】ガイド
所在地〒101−0028 東京都千代田区神田花岡町1−1
電話03−5209−1010
営業時間9:30〜22:00
8Fのレストラン街は、11:00〜23:00
駐車場は、8:00〜24:00
休館日年中無休

1〜6階までがヨドバシカメラ、7階は専門店フロア、8階はレストラン街、9階はゴルフショップ&スクールとなっています。
(したがって、折込チラシのボリュームもハンパではないんですね─。)

現在、オープニングセールを開催中ですが、引き続き第2弾が催されるようです。
セール情報やトピックスが満載の「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」のHPはぜひチェックしておきたい!
http://www.yodobashi-akiba.com/

取材後記 ─ 私の秋葉原。

「秋葉原」に足を運ぶようになったのは、20年以上前の学生時代に遡ります。
当時は、今のように携帯電話やPCなどなく主流は家電製品でした。 ウォークマンに代表されるカセットの携帯機器がヒットし、さまざまなメーカーから新しい製品が 次々に発売されるようになったのもこの頃だったと思います。
まもなくカセットからCDへ移行する前の時代、まだレコードも販売されていた時代でしたから、 今思えば音楽シーンにしてもずいぶん慎ましい時代であったように思います。

大型量販店を除けば、往時の店も人もずいぶん様変わりしています。 人気ラーメン店の進出に新たな人の流れが出来、コスプレ喫茶などの新しいトレンドの創出も この「秋葉原」にあるように思います。

界隈を歩くと建設中の近代的な高層ビルの谷間に、 昔ながらの建物がひっそりと同化しているのも「秋葉原」今の特徴的な風景と言えそうです。

ふと立ち止まり、ショーウインドーを眺めるともう若くない自分とあの頃のままの空が映っていました。



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