まいぷれ通信 第11号-「「赤い彗星」のその後、ある男の奇妙な人生」 ほか


● ま い ぷ れ 通 信 ●

[船橋・習志野版] 第11号

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●本日のメニュー
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  • ごあいさつ
  • 「赤い彗星」のその後  ───ある男の奇妙な人生
  • 新京成で酔うのはなぜ?
  • 最近の本家「まいぷれ」 …お得情報つき
  • 吉田正太のひとりごと

●ごあいさつ
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みなさんこんにちは。船橋・習志野の町情報をお届けする「まいぷれ通信」第11号です。案内役はおなじみ、まいぷれ編集部吉田正太でございます。

ああ、人間って、どうしてやらなきゃいけないことがドーンとある時に限って、いつもは平気な部屋のゴミが急に憎らしくなったり、たいしておもしろくもないテレビ番組を最後まで見てしまったりするんでしょう。おかげで土曜日発行のはずこのメルマガ、今週もまた一日遅れてしまいました。部屋の掃除も済んできれいになったし、まあいいですけど。 (←よくない。)でも、テレビを見てたおかげで笑える話を一つ思い出しましたので、最後のほうに書いておきますね。お楽しみに。

今回のまち情報は、あるお店を紹介するつもりが、ついついある伝説(笑)の主人公の紹介記事のようになってしまいました。後半でちゃんとお店の紹介もしていますので、「ちょっと変わった物が好きな人」「くだらないけどなんかイケてる、ってものが好きな人」は、どうか読んでみてください。

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●「赤い彗星」のその後  ───ある男の奇妙な人生
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今を去ること14年ほど前、船橋界隈で「赤い彗星」と呼ばれる男がいたことを、みなさんはご存知でしょうか。赤い彗星は、一人の若いバイク乗りでした。真っ赤に塗ったHONDA VF400を駆り、カーブの外側ぎりぎりまでをも使ったコーナーリングでまわりの者を驚嘆させた「赤い彗星」……その名前はもちろん、ヘルメットに覆い隠された素顔も謎のままで、その正体は一種の都市伝説のようでさえあったと聞きます。

街角に停められた赤いバイクのまわりに人が群がり、「おい、赤い彗星が近くにいるらしいぞ…」とささやき合っていた場面を、ひょっとしたら覚えている方がいらっしゃるかも知れません。

数年が過ぎ、赤い彗星はいつの間にか町から消えていました。死んだという噂もありましたし、日本をに見切りを付けたという話もまことし
やかに流れていました。しかし我々は今回、ついにこの赤い彗星のその後を突き止めることができたのです。

彼が「赤い彗星」と呼ばれていたのは17歳の時。その後、現在のtrfのメンバーに師事してダンサーとしての道を歩み始め、
それと同時にライダーとしての道は絶ちました。彼のほとばしる情熱はダンスだけを受け皿にするには熱すぎて、21の時には自分の会社を興しています。会社、そして店を持つことは、彼の念願の夢だったのです。

当時、有限会社を興すためには300万円の資本金が必要でした。20歳になっていた赤い彗星は、懸命に貯めた100万円を一気に増やそう
と府中競馬場に出向き、見事一日でそれを208万円にしました。勢いに乗った彼は次の日も競馬場に駆けつけ、その結果、208万の金は夕
方までには9万と数千円に減っていました。その夜、新宿のある街角には、静かに泣きながら酒を飲んでいる赤い彗星の姿があったと言います。
そう、赤い彗星は、実は単なるお調子者だったのです……!!

(街角に停められた赤いバイクのまわりに人が群がり、「おい、赤い彗星が近くにいるらしいぞ…」とささやき合っていたとき、素知らぬ顔をして自分もその群に入っていってはキョロキョロとまわりを見て楽しんでいたのが彼なのでした (^^;) )

さて、都市伝説のご紹介も済んだところで、と。

今回ご紹介するのはその「赤い彗星」こと笠原宏紀さん(31)が手塩にかけた雑貨屋さん、「MADE IN HEAVEN」です。近所の「まっとうな」お店の人の中には、この店はつぶれていると思い込んでいる方もいらっしゃるそうで、それもそのはずこのMADE IN HEAVENというお店は、夜しか開いていません。開いているところを見ても、店頭にはどうもうさんくさい人体模型やら古時計やらがあるだけで、なかなか気軽には入れません。

でも赤い彗星笠原さん、実はとても気さくでひょうきんな方で、誰もいないときはいつもカウンターの奥で「誰か入ってこないかな…」と待っておられます。どうかみなさん、物怖じせずにどんどん入っていってください。

私吉田が入っていったときには、店内には古いジャズが流れ、蝋燭のニオイが立ちこめていました。笠原さんは赤とオレンジの蝋燭を溶かして、なにか得体の知れないオブジェ(火星に犬がいたらこんな感じか、というような)を作っているところでした。もしこの文章を読まれた方が店にいらしたならば、そのオブジェも値札が付いて店に並んでいることでしょう。

店の商品の半分は古着です。ヨーロッパから仕入れたもののあれば、ホントに単なる「古着」もあり、ここは個人のセンスの見せ所。自分のテイストにあったものがあれば、それがお買い得ということです。そして店の奥には、チベットのお守りとか摩訶不思議なトルソーとかアンティークの時計とかが、所狭しと並んでいます。一品物の銀のアクセサリーは、若い女性がよく買っていかれるそうです。かと思えば、キューピー人形がいっぱいあったりもします。生まれた時代も場所も別々のものたちが、こんな場所に一緒に並んでいることが、なんだか感慨深くて……いかん、吉田、飲み込まれている。

古い物が多いだけに、値段もバラバラですが、今お店にある一番高い物は、パキスタンの社長用テーブル38万円。パキスタンからの送料だけで8万円もかかったそうですが、どうもこの笠原さん、笑い話にするためだけにこいつを輸入したようなフシがあります。今店にある中で一番自慢できる物はと聞くと、「将棋盤ライト」2800円とのこと。将棋盤を材料にした壁掛け式のライトです。これは店主自らの手作りによる一品で、量産は不可だとのこと(量産の心配は必要ないような気も)。

売り物のほとんどは笠原さん自らが中国をメインとするアジア各国を回って買い集めて来たもので、見ているだけでも飽きません。気紛れで閉店していることも多いですし、確かに初めての人はなかなか入る勇気が持てない感じのお店ではあるのですが、どうか物好きなみなさん、一度遊びに行ってみてください。気を遣わなくていいので、ラクな気分になれるお店ですよ。

 ・MADE IN HEAVEN
   習志野市津田沼2-6-5
   047-479-3009
   営業時間 夕方~深夜 年中無休(というより不定休では…?)

●続・新京成で酔うのはなぜ?
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「新京成はかつて軍事基地を結ぶ路線として建設されたため、戦争時には爆撃の標的にされるおそれがあった。そのため、わざと線路をくねらせて、爆撃されにくくした。だからきついカーブがいっぱいあって、酔いやすいのはそのせいだ」

──そんなお話を前回いたしましたところ、ある読者の方から、新たなる珍説(失礼!)を教えていただきました。

その方がおっしゃるには、「新京成は軍用だった」までは同じで、でも線路がくねっているのは「運転の練習をする訓練用の路線だったから、わざと曲げてある」とのこと。

うーん……。

でも、車で道を進んでいると新京成の踏切があって、そのすぐ先にはまた逆方向の踏切がある、なんていうカーブの多さを思うと、ぜったい「わざと」ではあるように思うんですがね……。

鉄道マニアの弊社社長、ふだんは読者の声をとても大切にする人間なのですが、この件だけはマニアの琴線に触れてしまったのか、「いーや、あれはあれは爆撃をよけるためなんだっ~~~!」と声を荒げておりました。だれかどうにかしてください。

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●最近の本家「まいぷれ」 …お得情報つき
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WEB版まいぷいれに、兄弟サイトができたというお話は、以前しました。「特売情報 とくとく」という、チラシ替わりの安売り情報を扱うサイトです。

掲載店舗の数がまだ少ないのが難点なのですが(それでも頑張って増えていってるんですよ!)、この「とくとく」の中に載っているユニバさんというお店、本当に安いんですよ。先日うちの編集部員がドコモの携帯電話の機種変更に行きましたところ、どこのお店でも1万9000円前後するN502itという機種が、5000円は安く買えたそうです(1万3800円。ただしこのお値段、新規購入か機種変更か、機種変更なら前の機種は何年使ったか、などによって変わってくると思いますので、気を付けてくださいね)。

さてその編集部員、機種変更のついでにユニバさんからちょっとありがたいお言葉をいただいて参りました。「まいぷれを見てきました」と言ってくださった方には、以下の特典が!

  ・90分×4回の「パソコン教室」が一ヶ月無料!
   さらにその期間、自習用のパソコンも無料貸与
  (その後 継続して受講するかどうかは、ご自由になさってかまいません)

  ・14インチ中古カラーテレビ、4980円にてご奉仕!
  (ただしリモコンは別売りだそうです……二台目を持ちたい方、どうぞ!)

お店の場所その他は、http://www.mpchiba.com/area1/yuniba/にてご確認ください。さてそのケータイを買いに行った編集部員、今まで使っていたのは今時メールもできないような古い機種で、「まいぷれ編集部員でありながらiモードも使えないとは何事か!」とみんなにいじめられていたのですが、今回はカラー液晶の機種をゲットした上にさらにまいぷれ読者のためのお買い得情報までもらってきて、今ちょっとふんぞり返っています。

え、吉田のケータイですか?吉田はauのC313Kという機種を使っています。……一週間前から。実は今まで、携帯電話を持ったことなかったんです……。他の編集部員をいじめている場合じゃないっす。だって、本来が大のメカ好きなもので、納得いく機種を待っていたらすっかり
時期を逃してしまっていて……。そうするうちにみんなが携帯電話を買え買えとうるさくいうようになったので、つい意地を張って、「いらないよ! うるさいだけじゃん!」とか「ぼくは電話になんか縛られない、自由な生き方をするんだ!」などと言い張っていたんですが、社外の友達の紹介で安く買えることが分かったので、あっさり転びました。

持ってみた感想。
いやー、やっぱ便利ですね、携帯電話……。

さて、まいぷれはこれからも、「知っているとちょっとだけ嬉しいような、小さなまちの情報」を、みなさんのもとにお届けしていきたいと思います。

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●吉田正太のひとりごと
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さっきテレビ番組でキャッチセールスについてやっているのを見まして、ちょうど6年前のことを思い出しました。忘れもしない1995年の1月18日。妹が京都の繁華街を歩いていて、キャッチ商法に捕まったんです。

「モデルみたいだよね」
「ちょっと化粧品のアンケートがあるんだけど、そこの事務所まで来てみてよ?」

──そんなミエミエの言葉にひっかかること自体が兄としては情けないのですが、まあ妹もまだ若かったからでしょう、ノコノコと事務所までついていって、あとは案の定、手慣れたお姉さんの確信犯的マシンガン・トーク。その時間も数時間に及び、「ああ、もう逃げられない」と思って総額ン十万ほどの化粧品セットのローン契約書に、妹は署名し始めました。
(つくづくアホな妹でございます)

まず名前を書いて、次に住所を書き始め……
「神戸市長田区」と書いた時点で、それまでニコニコと脅迫していたお姉さん、
「神戸市…長田区? 神戸市長田区!?」
と顔色を変え、さらには「あなた、こんなところで何してんのよ!?」と妹を逃がしてくれたのだそうです。

そう、1995年の1月18日といえばあの大震災が神戸を襲ったその翌日。当時神戸に住んでいた妹は、たまたま大阪に外泊していたため難を逃れたのですが、帰るべき下宿は崩壊し、親戚の家にごやっかいになろうと京都までやってきたところだったのです。

後にその日の話を聞いて妹の無事を安心しつつ、「ホント、体だけでも無事でよかった……」「でもそんな日にキャッチセールスに捕まるか、おまえ」などと家族でそのアホさ加減を笑い合いました。

が、この話にはさらに続きがありまして。「ところでおまえ、どこに外泊してたの?」不用意にぼくがそう聞いてしまったことをきっかけに、どうやら妹は震災当日彼氏の部屋に泊まっていたらしいことが発覚。「よ、嫁入り前の娘が……私はそんな子に育てた覚えはないッ!」と古典的なセリフを吐いて母親が泣き始め、我が家には、震災、キャッチセールスに続く第三の修羅場が繰り広げられたのでした。

それではみなさん、次回こそちゃんと土曜日にお届けしますので、2週間後をお楽しみに!

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 ● まいぷれ通信 [船橋・習志野版] 第11号
 ● 2001年2月18日 まいぷれ編集部 発行
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ご注意:
下記の記事は、過去、まいぷれ編集部が発行していたメールマガジン「まいぷれ通信」のバックナンバーです。記載されている内容は、当時のものですので、現在の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。

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