まいぷれ通信 第14号 [船橋・習志野版]-「酔うためでなく、楽しむためのお酒 ── 西船橋・Owl’s Bar」 ほか
ご注意:
下記の記事は、過去、まいぷれ編集部が発行していたメールマガジン「まいぷれ通信」のバックナンバーです。記載されている内容は、当時のものですので、現在の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。
● ま い ぷ れ 通 信 ●
[船橋・習志野版] 第14号
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●本日のメニュー
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- ごあいさつ
- 酔うためでなく、楽しむためのお酒 ── 西船橋・Owl’s Bar
- 花見は今週末か!? ちょっとだけ桜情報
- 最近の本家「まいぷれ」 ── 出産・子育て掲示板
- 吉田正太のひとりごと
●ごあいさつ
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みなさんこんにちは。船橋・習志野の町情報をお届けする「まいぷれ通信」第14号、お届けしますのはまいぷれ編集部・吉田です。年度末のこの季節、異動やら転勤やらで慌ただしい生活を強いられている方も多いのではないでしょうか。
知事は無党派の女性に変わったし(がんばれ!)、寒い寒いと思っていたらいつの間にか桜は咲くし、身のまわりが一斉に変化する季節ですね。
そんな中、ほっと一息つけるようなお店を、今回はご紹介します……。
●酔うためでなく、楽しむためのお酒 ── 西船橋・Owl’s Bar
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ぼくの好みを聞いてからすすめてくださったのが、たぶん20年はこの世にあるだろうという、ビンテージ物のウイスキーでした。黒いラベルの端も、20年の歳月に擦れて白くなっています。
グラスを二つ並べて飲み比べをさせてもらったのですが、同じ銘柄のウイスキーであるはずなのに、最近のものはどこか若くてピリピリした味。そしてこの20年寝かされていたものは、年を取っておだやかになった味がしました。
場所はJR西船橋駅から歩いて2分ほど。「SAN-AI」という喫茶店の脇にある細い階段を登ると、そこに今回ご紹介するOwl’s Barさんがあります。店の中にあるのは、静かに流れるジャズと、木の壁が与える落ち着いた空気、それにところどころに顔を出している置物のフクロウたち。閉ざされた空間だけが持つ、隠れ家のような居心地の良さがあります。古き良き時代の木船の中に酒場があったとすれば、こんな感じなのではなのではないでしょうか。
店にいたお客さんを見ていると、この雰囲気の中、ちょっとお酒を飲んで、ちょっと話して、安らいだ顔で出ていく──みなさんそんな感じでした。居酒屋の「さあ今から酔っぱらうぞー!」という感覚とはまた違った、お酒そ
のものを楽しむお店です。
実は取材時、吉田はお約束の時間を間違えてしまい、一時間くらい店の中でオーナーさんをお待ちしたのですが……ふつうなら無駄になるその時間が、とても心地よかったんです。
先ほどの年代物のウイスキーをちびちびと飲みながらお店の隅で座っていたら、最近ずっと胸の中で晴れずにいた靄が──私事で恐縮ですが、最近ちょっとしんどいことがありまして──、いつの間にかどこかに消えていました。「しんどいこといっぱいあるけど、まァいっかー、ダメなら謝っちゃえばなんとかなるさー!」という気分。
このOwl’s Barさんでは、月に一回ジャズのライブも楽しむことができます。出演者はその時々によって違いますが、ジャズの好きな方なら「え?」と思われるような大物もいらっしゃいますので、お好きな方は要チェックです。次回は4月28日(土)、まだ詳しいことは決まっていませんが、興味のある方はどうぞお問い合わせを。
なお先ほど吉田がいただきました20年物のウイスキー、お値段は900円で他店の半分以下!……なのですが、こういうメニューに載らない秘蔵物はいつ出ていつなくなるか誰にも分からないそうですので、そのあたりどうかゆるやかな気持ちでお出かけください。
Owl’s Bar
船橋市西船橋4-26-8 2F
電話 047-434-6260
営業時間 19:00~26:00(ラストオーダー 25:30)
日曜・祭日定休
●花見は今週末か!? ちょっとだけ桜情報
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編集部の目の前にあるお寺の門前で、大きな桜の木がもう満開の花を咲かせています。
今年はびっくりするほど早いですね、桜。
さて、最近はいろんなとこが独自のお天気情報を発表するようになっているのですが、30日13時現在の予報では、来週火曜日(4月3日)の午後に雨が降るとしてるところもありました。ということは、来週末まで桜はもたないか……?みなさん、花見をするならこの日曜日が一番かも知れませんよ。
ところでこういったお天気情報などの「知っていると便利なリンク」を集めた「お役立ちリンク」というページを作ったことは、以前お知らせしました。作った本人が言うのもなんですが、このページにあるリンクはホントに役に立ちますよ。
「ニュース」「お天気」「地図」「交通情報」「インターネット検索」に加え、先日、一目で千葉県内のテレビ番組表が見られるサイトのご紹介も付け加えました。まだご覧になっていない方、ぜひ一度のぞいてみてください。
●最近の本家「まいぷれ」 ── 出産・子育て掲示板
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ホームページ版の「まいぷれ [船橋・習志野版]」には「誰か教えて」という掲示板があるのですが、このたびその中に「出産や子育てについての話題」というコーナーを設けました。
●誰か教えて
http://funabashi.mypl.net/who/
(↑ここで「出産・育児」をクリックしてください)
出産や子育て……とくに初めての時は、誰かの助けが欲しいもの。どうぞここで経験者の声を聞いてみてください。また、先輩ママさんたち、どうか若いお母さんの質問に答えを寄せてあげてください。もちろん、パパからの書き込みも大歓迎です。
ついでにこの「誰か教えて」には「映画・本・音楽」というコーナーもあるのですが、ここで先日「ズバリ、一番おもしろいマンガは?」という質問があり、ちょっとだけ盛り上がりました。「それならオレも一言いいたい!」という方、もしいらっしゃったらどうぞあなたにとってベスト・コミックを、書き込んでみてくださいね。
ちなみに吉田の手持ちの雑誌資料の中には読者アンケートでベスト・コミックを決めようというのがいくつかありまして、それによると……
●1998年のアンケート
1位 BANANA FISH (吉田秋生)
2位 BLACK JACK (手塚治虫)
3位 ドラえもん (藤子不二雄)
4位 ガラスの仮面 (美内すずえ)
5位 ベルサイユのばら(池田理代子)
●1992年のアンケート(少女マンガのみ)
1位 ポーの一族 (萩尾望都)
2位 日出処の天子 (山岸涼子)
3位 ベルサイユのばら (池田理代子)
4位 ガラスの仮面 (美内すずえ)
5位 リボンの騎士 (手塚治虫)
……という感じでした。2001年の今やると、また違った結果がでるのでしょうね。
まいぷれはこれからも、「知っているとちょっとだけ嬉しいような、小さなまちの情報」を、みなさんのもとにお届けしていきたいと思います。
●吉田正太のひとりごと
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前回に引き続き、吉田の経験したおもしろい仕事シリーズ第二弾。
吉田は学生時代は京都にいたのですが、太秦にある映画の撮影所でときどきお小遣いかせぎをしていました。そこである日、時代劇に使う小道具として、厚紙に金のスプレー・ラッカーを吹き付けて大量の小判を作っていたら、そこに水戸黄門を撮影中の助さん・角さんが通りかかり、急に大きな声を出して……
「おぬし、偽金づくりは大罪ぞ!」
吉田、あやうく助さんにお縄を頂戴しそうになりました(笑)
ところでこのメールマガジンにもときどき悪口を書いている弊社社長、あまり言いたがらないのですが、かつてあのディズニーランドで「シンデレラ城 ミステリーツアー」のガイドをしていたそうです。
「ハイみなさん、ようこそミステリーツアーへ!!」
ふだんは絶対してくれませんが、一度だけみんなの前でその頃のセリフをフルコースで披露してくれたことがあり、一同大爆笑でした。ふつうの場所で聞くと笑ってしまうあの口調がとても自然に聞こえるなんて、あの遊園地は本当に上手に雰囲気を作ってくれているんだなあと思います。
(社長に「夢を壊すから書いちゃダメ!」と言われましたが、書いてしまいました。TDL関係者のみなさん、どうかお目こぼしを)
世の中、ホントにいろんな仕事があるもんです。もし「私もこんなおもしろい仕事をしていた!」というお話をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞメールで教えてください。それではみなさん、また二週間後にお会いしましょう。
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● まいぷれ通信 [船橋・習志野版] 第14号
● 2001年3月31日 まいぷれ編集部 発行
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まいぷれ編集部
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