まいぷれ通信 第18号-「「女の子はこんな店に連れていってほしい ──トラットリア松びし」 ほか」

ご注意:
下記の記事は、過去、まいぷれ編集部が発行していたメールマガジン「まいぷれ通信」のバックナンバーです。記載されている内容は、当時のものですので、現在の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。


● ま い ぷ れ 通 信 ●

[船橋・習志野版] 第18号

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●本日のメニュー
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  • ごあいさつ
  • 「女の子はこんな店に連れていってほしい」 ──トラットリア松びし
  • 花の名前に興味はないけれど        ──谷津バラ園
  • 最近の本家まいぷれ
  • 吉田正太のひとりごと

●ごあいさつ
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みなさんこんにちは。船橋・習志野の町情報をお届けする「まいぷれ通信」第18号です。隔週土曜日に発行のはずのこのメールマガジン……すみません、先週はお休みしてしまいました。おいしいというお店をちゃんと調べて、実際食べにまで行っていたのですが、土壇場になって休刊。その理由は……おいしいはずのそのお店が、とてもとてもマズかった!!!

うーん、これは吉田の頼んだメニューがたまたまマズかっただけだ、もういいや、とにかくメルマガ書いちゃおう! ……一時はそう思って途中まで書いたんですが、

「いいやあのマズさは本物だ!!」

頭の中にそんな確信が生まれてしまい、急遽お休みすることに。

自分をダマすことはできませんでした。だってカレーがマズいんですよ、信じられます!?

「本当においしいものをおすすめしたい、という心意気は認めよう」月曜日に出社したら、社長にそう誉めてもらいました。でもその後、「しかし勝手にメルマガ休むとは何事だァ!!」と、きっちりしばかれました。

●「女の子はこんな店に連れていってほしい」 ──トラットリア 松びし
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「ホントは女の子って、こういう店に誘ってほしいんですよ」……ある方からいただいたメールにあったそんな言葉が、ずっと気にかかっていました。彼女が言っていたのが、4年前にオープンした津田沼のイタリアン・レストラン「松びし」さん。なかなか行くチャンスがなくてそのままになっていたのですが、ついに今回、行ってきました!

場所はJR津田沼駅北口を出て北に徒歩5分。津田沼十字路を少し超えたあたりの左側です。店に入ってすぐ、女の子がここに誘って欲しいという意味が、ちょっと分かっ
た気がしました。全体にこじんまりとしていて、何気なく温かい空気が流れてて、「いかにも!」という感じがどこにもない。(大きな町にはよくありますよね、「いかにもハヤリ!」「いかにもデートスポット!」というお店。そして男はバカだから、得てしてそういうお店を選びがち……)

ランチは「今週のパスタ」「今週のピッツァ」を中心とした献立で、吉田がう
かがったときはこんな感じでした。

  • 今週のパスタ
    • しらすと長ねぎのピリ辛スパゲッティ オイルソース
    • するめいかとほうれん草のスパゲッティ トマトソース
  • 今週のピッツァ
    • アンチョビとブラックオリーブのピッツァ

このどちらかにプチサラダとコーヒーまたは紅茶をつけたAランチが860円で、それにさらにデザートをつけたBランチが1080円(パスタを選んだ場合は、パンもつきます)。デザートは黒板にずらりと並んだ中から選べます。うう、名前だけでもおいしそうだったので書き出してみましょう。「チーズとトマトのアイス」「さくらのアイス」「ガトーショコラ」「クレームブリュレ」「ティラミス」「ゆずのシャーベット」……これ全部、マスターの岡田さんが手作りされているそうです。

吉田は「アンチョビとブラックオリーブのピッツァ」と「チーズとトマトのアイス」の組み合わせで、Bランチをいただきました。ピッツァって、食べはじめはおいしいけど、だんだん飽きてくる……って、そんなことありませんか? でもここのピッツァは、最初から最後までおいしかった!

今では他の店でも見るようになりましたが、この店がオープンした頃、ピッツァ専用の釜を備えた店はこの近辺でここだけだったそうで、なるほどこだわってらっしゃるんだなあと思います。

が、マスターの岡田さんは照れ笑いして、「こだわりのないのがうちのこだわりで……」とおっしゃいます。「値段もそこそこ、料理もそこそこ、サービスもそこそこってとこです(笑)」そんなことをおっしゃるのを聞いて、あ、この店の居心地のよさってその「こだわりのなさ」にあるのかな、と思いました。(が! 料理がそこそこっていうのはぜったい謙遜です! あとで調べました ら、ここ、料理に手を抜かないので有名でした)

夜はコースが2000円からで、単品でしたら「エビとイカのバジリコピッツァ(1000円)」などが定番だそう。ワインもイタリアワインは当然として、フランスワイン、アルゼンチンワインなども取りそろえてあります。

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ところで、吉田が以前から行きたいと思いつつ、なかなかこのお店に来ることができなかった理由──それは、イタリアンって一人じゃ食べにくいってこと!今回は取材でしたので一人で行きましたが(けっこう恥ずかしかった)、できればここは彼女とか彼氏とか、あるいは友達とかと一緒に来て、違うランチを頼んで、みんなでシェアしながら楽しみたいところです。まわりを見回して、素早く皿をとっかえっこして……なんてお行儀の悪いことをしても、気さくなこのお店なら平気なような気がします。いい感じのお店でした。

  ●トラットリア 松びし
   船橋市前原西2-32-10
   047-474-6876

●花の名前に興味はないけれど        ──谷津バラ園
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知ってるけど行ったことのない場所──けっこうあるもんです。(去年の年末のメールマガジンで書いた「船橋健康センター」なんかがいい例のはず)で、今回行ってみました、谷津のバラ園。

というのも、ホームページ版のまいぷれにエッセイを寄せてくださっている船橋在住の主婦、ぴおんさんという方がお花の写真を撮るのが趣味でいらっしゃって、ときどきページにもその写真を使われているのですが、それがとにかくきれいだったんです。で、ふつう吉田ぐらいの年の男は行かないよなあ、というところを敢えて行ってみました。

ぼくは無粋な人間なので花の名前なんか全然知らないのですが、やっぱりキレイでしたよ、バラ。こういう美しさってあんまり言葉にするもんじゃないと思うので詳しく書きませんが、お花を好きな方、散歩がてら一度行ってみられてはいかがでしょうか?皿状の小さな庭園に、ありとあらゆる色のバラが咲いています。

料金は大人200円。今はちょうど春のバラが終わった時期で、色鮮やかな花びらが地面を覆っているのが印象的でしたが、6月中旬から7月にかけては「二番花」と呼ばれる小振りのバラがまたいっぱい咲くそうです。

ところで、残念だったことが一つ。園内のところどころに設置されたスピーカーから流れてくる、静かだけど豪華なピアノの旋律……。いや、わざわざピアノの音を聞かせてくれなくても、バラはバラでキレイだし、噴水の水音と、あとあれは谷津干潟に飛んでくる野鳥でしょうか、遠くから聞こえてくる鳥の声だけで、十分なのに……。

  ●谷津バラ園
  ・開演時間:午前9時~午後6時(5月1日~6月30日)
  ・京成谷津駅から徒歩で5分
  ・JR津田沼駅下車~京成バス谷津干潟行き、
   谷津南小学校で下車~徒歩5分

あともう一つ、この谷津のバラ園には、知ってる人は知ってるのでしょうが普通は「え?」と思うような歴史がありましたので、また次回お伝えしますね。

●最近の本家まいぷれ  ──「コミュニティ・スタッフ」募集してます!
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このメールマガジンの本家本元、ホームページ版まいぷれが、地元の情報を提供してくれる方(コミュニティ・スタッフ)を募集しています。

たとえばフリーマーケットやサークル活動など、地元のイベント情報を伝えてくれる方。エッセイや映画コラムなど、今まいぷれにあるコーナーに参加してくれる方。さらには今まいぷれにないコーナーでも、「こんなコーナーが欲しい!」というアイデアを出してくれて、それを実行してくれる方!

また、まいぷれについにEZweb版が誕生、以前からあった「iモード版」「J-sky版」に加え、やっとケータイ主要3ブランドを制覇(?)しました。みなさんどうぞご利用ください。

最後にもう一つ……。

吉田が担当し、この地域のふつうの人がふつうの生活を描く「まいぷれエッセイ集」というコーナーに、大爆笑の一話が寄せられています。26歳の若奥様「よしこさん」のダイビング体験記。

今数えたら「まいぷれエッセイ集」にはすでに100を超えるエッセイが載っていて(正確には9人で127編)、もちろん「笑えるもの」だけじゃないんですが、とにかく編集部吉田正太、このよしこさんのダイビング体験記が今までのすべての話の中で一番笑えました。

まいぷれはこれからも、「知っているとちょっとだけ嬉しいような、小さなまちの情報」を、みなさんのもとにお届けしていきたいと思います。

●吉田正太のひとりごと
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上で書きました「トラットリア 松びし」さんの取材のあとのお話。

取材から帰って記事を書きながら、なんか足りないなー、なんかぼく、大事なことを忘れてるような気がするなー、とは思ってたんです。でも思い出せず、記事を書き上げて、他の編集部員に見せていたとき。「ふーん、このランチ860円って、津田沼じゃ当たり前って感じがするけど、よく考えたら安いよねー」と言われて、ハッ!と気が付きました。

「ヒイイィィ! ぼく、お金払うの忘れてる!!!」

ランチをよばれ、それからマスターにお話を聞いて、さらに厨房の中のピッツァ専用釜を見せてもらって嬉しがったりしているうちに、お勘定をすーっかり忘れちゃってました。吉田正太、食い逃げ初犯でございます。

当たり前ですけどすぐ電話して平謝り、きっちりお支払いしてきました。(マスターの岡田さん、「いやー、取材だからいいかなーって思ったんだけど」と気を遣ってくださったのですが、それでいいわきゃありません。ちなみに弊社は超零細企業、取材費はすべて自腹です ←だからこそ先週のマズいカレーが許せなかった……)

母親譲りのおっちょこちょいがいくつになっても治らない吉田ですが、これからもいろんないいお店にめぐりあって、みなさんにご紹介したいと思っております。たとえばまいぷれ通信未踏の「東武野田線沿い」など、いいお店をご存知の方はどうかご一報を!

それではみなさん、また二週間後に!

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 ● まいぷれ通信 [船橋・習志野版] 第18号
 ● 2001年6月2日 まいぷれ編集部 発行
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